KODAMA NORIKO
響きを届ける日々

カッコウ

朝起きると、鳥たちが鳴いています。

鳥について詳しくない私ですが、

そんなわたしでも気づくのは「カッコウ」特徴のある鳴き声です。

カッコウといえば、私が一番初めに思い出すのは

宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」

 

宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の中では、

動物たちが家にやってきて、その出来事が描かれていますが

2番目にゴーシュの家に訪れたのがカッコウです。

 

ある日、ゴーシュの家にカッコウがやってきて、

カッコウとチェロで「カッコウ」「カッコウ」と練習をします。

このカッコウのセリフがなんとも自分にも耳が痛くなるほどです。

カッコウの鳴き方は「どの鳴き声も違わない」というゴーシュにカッコウはいいます。

「あなたにはわからないのです」

「ドレミファを正確にやりたい」

「あなたのはいいようだけれども少し違うんです」

「なぜやめたんですか。ぼくらならどんないくじないやつでも、喉から血がが出るまで叫ぶんですよ」

最後にゴーシュはイライラしてカッコウを追い出してしまいますが、、、、、

 

毎日、音程や響き、音律を意識して練習に取り組んでいる私ですが、

自分が言われているようで、改めて読んでみると、なかなか深い内容です。

音を極めようとするかっこうを見習おうと思う私でした。

しかし、それにしても根性がいるなー、、、、とも思うのでした。

何回も何回も妥協を許さず、できるまで練習をする。

できるレヴェルが自分でわかっていないと、中途半端な仕上がりになるのですから奥が深いです。

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