私は、木越洋先生が子供の頃、斎藤秀雄先生のお弟子さんであったことから
「どんな教育を受けてきたのだろう」と、子供の頃の先生を想像しながら思いを馳せています。
サイトウ・キネン・オーケストラができた時は、世界中から集まったお弟子さんたちの演奏に
衝撃を受けましたが、今は小澤征爾さんも亡くなり、発足当時のメンバーの演奏する姿が段々
みられなくなりました。悲しいことです。
もちろんこの流れを継承したメンバーも素晴らしいですが、発足からの演奏や音楽家の成長を思うと
どうしてもこの世界に長く貢献してきた方々への尊敬の念が先になってしまう私です。
木越先生も何年か前までは出演されていましたが、現在ではメンバーがほぼ変わり、
今は本当に違うオーケストラのように感じます。
木越先生はサイトウ先生の最後の方のお弟子さんです。
「斎藤秀雄のチェロ教育」という本があることを、知人から教えてもらいました。
この本にはお弟子さんからみた斎藤秀雄氏の教育が語られています。
指の形や弓を持つ位置や持ち方、レッスンを受けた曲やエチュードなども含まれていて
こんなふうに勉強されたのかと思うばかり。チェロが上手になるには、、、、、、果てしないなあ。
歳を重ねてきた私ですが、自分ができなかった教育を受けてみたい、少しでも近づきたいなどという
「あ・こ・が・れ 」に似ている感情です。
やはり孤独にコツコツと積み上げていかないとダメなんだなと思い、今日も音階から練習です

木越洋 山崎伸子 山下泰資 3人の対談のページに語る人として紹介されています。
木越先生に「読みました」と報告したら、「恥ずかしい」なんておしゃっていました。お若いです。
斎藤先生のレッスンがない日には先輩が毎日見てくれるというシステムで「下見の先生」
がいたのだそうです。その面々は豪華です。